会社概要・沿革
会社概要
会社名 | 日本ゴンドラ株式会社 |
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会社名(英文表記) | Nippon Gondola Co., Ltd. |
本社所在地 | 〠101-0024 東京都千代田区神田和泉町1−13 住友商事神田和泉町ビル6階 |
代表者 | 代表取締役社長 三宮 正則 |
設立 | 1961年(昭和36年)3月22日 |
建設業許可番号 | 一般建設業・国土交通大臣許可(般-3)第9457号 |
事業内容 | 機械器具設置工事業 |
資本金 | 100,000,000円 |
社員数 | 127人 |
主要取引先 | 国内大手ゼネコン |
TEL | 03-5829-5581 |
FAX | 03-5829-5592 |
沿革
1961年 | 日本ゴンドラ株式会社を設立 資本金100万円で本社は東京都中央区京橋 ゴンドラ1号機を東京都内の富士銀行数寄屋橋支店殿へ納入 大阪営業所開設 |
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1962年 | 名古屋営業所開設 福岡営業所開設 |
1968年 | 札幌営業所開設 |
1969年 | 労働省告示第53号ゴンドラ構造規格施行。ゴンドラ製造が許認可制となる 韓国へ輸出を開始(同国1号機のゴンドラを納入) 屋外広告設備の懸垂幕の製造を開始 |
1970年 | 協力会社の常磐工業株式会社(茨城県水戸市)にてゴンドラ製造認可を取得 法令施工後初のゴンドラ(茨城局の刻印番号1)を東京都内のタイムライフビル殿へ納入 |
1972年 | ゴンドラ安全規則施行 レンタルゴンドラ専門の日本ゴンドラリース株式会社を設立舞台装置の製造を開始 |
1974年 | 資本金を1,000万円に増資 |
1975年 | 国内初の自動ゴンドラを安田火災海上本社ビル殿へ納入 国内初のブロアーファン付きゴンドラを開発、東京都新宿区のビルへ納入 |
1976年 | 台湾へ輸出を開始(同国1号機のゴンドラを納入) 台湾代理店(中国菱電社)開設 仙台営業所開設 |
1977年 | ゴンドラ製造台数が累計1,000台を突破 香港へ輸出を開始(同国1号機のゴンドラを納入) シンガポール、マレーシアへ輸出を開始 池袋サンシャインビル殿(当時国内一の高さ)へ納入 韓国代理店(三星ELEVATOR社)開設 香港代理店(ACME BUILDING SUPPLY社)開設 シンガポール代理店(KOKUSAI ENGINEERING社)開設 |
1978年 | 消防署向けにホースハンガーを開発及び納入開始 |
1980年 | 新宿副都心地区のビル群に自動ゴンドラを含む多数のゴンドラを納入 回転レストラン用旋回設備の製造を開始。1号機を香港Hopewell Centre殿へ納入 火災時の非難用に高速・大型無線ゴンドラを開発。韓国LOTTE HOTEL殿へ3台納入 |
1981年 | 急増する海外向けゴンドラ製造のため、宮城県岩沼市の(株)東北ラサ機械製作所と提携 |
1982年 | 大規模空間施設に対応するためにメンテンスブリッジの製造を開始 中国北京市に回転レストラン用旋回設備を納入(同国1号機の回転レストラン) |
1984年 | 国内最高楊程(345m)の搬送装置(4ton)付きゴンドラを群馬県の新幹線用の四方木縦抗に納入 |
1985年 | 韓国へ自動ゴンドラを大韓生命本社ビル殿へ納入(同国1号機の自動ゴンドラ) 資本金を4,000万円に増資 |
1987年 | (株)東北ラサ機械製作所(宮城県岩沼市)にてゴンドラ製造認可を共同取得し、ゴンドラ製造主力工場とする |
1988年 | ゴンドラ累積製造台数が2,000台を突破 安全向上のためにケーブルレス化で電纜ワイヤーを使用したPCS(Pulse Controle System)を開発 |
1990年 | 資本金を8,650万円に増資 香港代理店(SURE WIN社)開設 |
1992年 | 東京都第一本庁舎(当時国内一の高さ)殿に国内最大級の自動ゴンドラ2台を含む9台のゴンドラを納入 金沢出張所開設 |
1994年 | ゴンドラ累積製造台数が3,000台を突破 広島出張所開設 |
1996年 | 資本金を1億4,500万円に増資 千葉県市川市に独身者用社宅を建設 大型ドーム用ゴンドラを開発、ナゴヤドーム殿へ6台納入 |
1998年 | 香港へ自動ゴンドラをThe Centre ビル殿へ2台納入(同国1号機の自動ゴンドラ) |
1999年 | 都市圏の大規模地下貯留施設用向けの固定タイプ大容量型ゴンドラを開発、川崎市へ納入 香港代理店(W.Y.T.社)開設 |
2001年 | 市川機材センターを開設(千葉県市川市) 韓国代理店(京星企業社)開設 ゴンドラ累積製造台数が4,000台を突破 |
2003年 | インドネシア代理店(POLA社)開設 タイ代理店(LOXLEY社)開設 |
2005年 | 茨城県水戸市に日本ゴンドラ水戸工場を開設 |
2006年 | 資本金を1億円に減資 |
2008年 | 茨城工場(水戸工場から名称変更)を茨城県笠間市に移転 |
2012年 | (株)東北ラサ機械製作所の事業を継承し、宮城工場を開設 |
社長挨拶
企業は人なり
弊社社訓の一つに「企業は人なり」という言葉があります。
企業は人によって成り立つ、安全もまた人によって成り立つものであると思います。ゴンドラという言葉を調べますと、飛行船・気球・ロープウェーなどの吊りカゴと記されております。ゴンドラで有名なのは、イタリヤのベネチアで用いられる黒塗りの平底舟です。また身近なところでは、遊園地・スキー場などでゴンドラと呼ばれるものがあります。その中で弊社はビルの外壁・ガラス清掃、補修を目的とした機械設備(ゴンドラ)の設計・製造・販売・工事・保守を行なっている会社であります。
ビルの高層化にともないゴンドラ設備の必要性が注目を浴び、今日では建設業界におきましても一般的になってまいりましたが、私が入社した当時はスキー場のゴンドラなど違う種類の問い合わせがよくありました。製品はビルの多様化により同じものがないと言っていいくらい種々な製品があります。標準化をしても、それは全体のほんの一部にすぎません。設計から製造までまさに手造りといっていい製品でそれぞれのビルに合わせてあります。そして、そのゴンドラを動かし安全に作業していただくのが人の力であります。操作そのものは特に難しい事も無く、特別教育を受講すればどなたでも操作することが出来ます。だからこそ、その操作する人によって安全という事が大きく変わってきます。
ビルの多様化によりゴンドラも大きく変わってきました。色々な条件が加えられ一つの動作になるような複雑な製品も増えてきました。それをマスターするために取扱説明書があります。いまゴンドラは、特別教育だけでなく、その取扱説明書を熟読する事が安全に対する重要なポイントになってきました。私は以前よくゴンドラの特別教育を行い、その中で最後に必ず申し上げる事がありました。
「安全は操作される方一人一人によって成り立つものです。簡単な操作だからと言って安易な気持ちを持たないで下さい。これぐらいの事は大丈夫だと思う気持ちが、操作の簡単なゴンドラでも大きな災害を起こす事もあります。守らなければいけない事は必ず守る。してはいけない事は絶対にしない。これを守っていただければ安全に作業は行なえます。そして、必ず取扱説明書を読んでください。」と、ゴンドラの安全は設計・製造・工事・保守そして、操作とすべてが人の手によって成り立っています。
人によってはその機械が良くも悪くもなる。この事をこれからも忘れずに、企業は人によって成り立つ、そして、安全は人によって成り立つの精神で、これからも安全に対し考えていきたいと思っております。
代表取締役社長 三宮 正則